漢方や体の話: 2010年6月アーカイブ

紫根について

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昨日から「紫根(しこん)」についての問い合わせが相次いでいます。

「魔女たちの22時」というテレビ番組で、「紫根」から作った自家製の化粧水によってシミやシワが減ったという方が登場したとのことでした。
全国的に問い合わせが増えているそうで、本日(6/24)現在、メーカーにも在庫はなく、予約を受け付けており、入荷まで3週間から1カ月待ちになっています。

番組の中でも触れられていたようですが、確かに「紫根」は化粧品に良く使用されている生薬の一つです。当店で扱っている「瑞花露ローション」や「瑞花露クリーム」にも含まれています。

しかし1カ月で劇的に効果があるということはまれに思います。
とはいえ身体に悪いものではないので、根気強く続けてみるといいのではないでしょうか。

ちなみに専門的には「紫根」は「涼血活血」「解毒透疹」という作用を持つとされます。
簡単に言えば、血液の熱を冷まして、血行を良くして、皮膚表面の毒を取るという意味です。

よって「紫雲膏」という湿疹ややけどなどに使用する軟膏にも他の生薬と一緒に入っていて、古くから使われています。
またアトピーなどの皮膚炎にも用いられます。

理論上はシミやシワにも悪くは無いと思いますので、過剰な期待はせずに、興味のある方は試してみて頂くと良いのではないでしょうか。

 

瑞花露ローション.jpg

もうすぐ夏至

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春分の日や秋分の日のようにお休みでないため、注目されることのあまりない夏至。
冬至にはゆずのお風呂などの伝統行事があるのに比べ、夏至には主な催しもなく、ちょっと寂しい感じがしますよね。
その夏至ですが、今年は来週の月曜日21日になります。

このようにやや注目度の低い夏至ですが、陰陽学説的には「陽」がもっとも盛んになる日と捉え、重要な節目であると考えます。
夏至を境に、「陽」は少しずつ減少を始め、「陰」は段々と上昇のカーブを昇っていきます。

まだまだ「陽」の季節ですから活動的に過ごすべきではありますが、ピークは過ぎているということを頭に入れて、養生をしていくといいですね。具体的には「補陰」を少しずつ考えていくと良いのですが、そういう意味でも「麦味参顆粒」はこれからの時期にもってこいの漢方と思います。

「麦味参顆粒」は夏バテ予防によく使われるお薬ですが、「気=エネルギー」を補うとともに、麦門冬という生薬が入っているので「補陰」を行うことが出来ます。
毎年これからの時期は苦手で疲れがたまりやすい、という方はぜひ試してみて下さいね。

 

一昨日、私の所属する裾野青年会議所の月例会があり、その中でベルの木歯科の鈴木明彦院長による、デンタルヘルス講座が開かれました。

写真を使った分かりやすい講座で、歯の大切さとケアの必要性を再認識する機会となりました。8020運動と言うそうですが、80歳で20本の歯を残すことを目標に、歯のお手入れをしていきたいものですね。
歯の具合が悪くなるとどうしても食事が美味しく摂れなくなり、そうなると生きる楽しみが一つ減ると言ってもいいのではないでしょうか。健康を損なう原因にもなりますので、私も気をつけていきたいと思っています。

ちなみに鈴木先生は漢方薬を服用中で、一頃より風邪を引かなくなりとても調子が良いそうですよ。絶好調な感じが、写真からもうかがえますね。

裾野ベルの木歯科.jpg

不妊治療に関する話題を集めた「ジネコ」という季刊誌があります。
当店にも先日最新号の第6号が届きました。
女性の方が気軽に見ることが出来るように配慮しているのだと思いますが、一見不妊に関する冊子とは思えない表紙ですよね。

不妊の治療は日進月歩です。
タイムリーな情報が大切となりますので、私も「ジネコ」を通じて学ばせてもらっています。
専門の医師の見解が掲載されているため、非常に参考になりますが、「考え方は様々だなあ」という印象を受けます。不妊の治療はまだまだ「これだ」という方法が確立されていないのですよね。

とはいえ、何も知らないで不妊治療を受けるよりは、知識を取り入れつつ望まれた方がいいように感じます。「ジネコ」は店内に置いてありますので、どうぞお気軽にご覧くださいね。

不妊の方にお勧めの本.jpg

日曜日に、東京銀座で行われた、「ドライシンドローム」のシンポジウムに参加しました。

「ドライシンドローム」は最近増えていると言われる、ドライマウスやドライアイなど身体の各部が渇く症状の総称です。
こういった症状に対して、西洋医学ではなかなか対処が難しいのですが、漢方の理論では様々な方法を用いて対策を取ることが出来ます。

私の実感としても、店頭で相談していて「体が渇いているな...」と感じる方は多いように思います。
この場合には、単に水を多く摂ればいいわけではなく、体内から"潤い"を生じさせる物質を作り出すための工夫が必要です。

身体の乾燥は様々な病気の元になるだけでなく、女性にとっては美容とも関係してきますので、ぜひとも身体が砂漠化する前に対処してくださいね。

ドライシンドロームシンポジウム.jpg