漢方や体の話: 2009年6月アーカイブ

夏至が過ぎて...

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先週の日曜日6月21日が今年の夏至でした。夏至はご存じのとおり、太陽が出ている時間が1年で最も長い日です。ただ日の入りが一番遅い日は夏至の1週間後くらいなのですよ(その間は日の出の時刻が遅くなっていくので、昼の時間は短くなります)。知ってました?

さて中医学で考えると、夏至は陽がもっとも盛んな時期であり、この日から転機を迎えます。陽が次第に衰えはじめ、陰が増え始めるのです。少しずつ養生も変えていく必要があるでしょう。汗などで陰分を失いやすい季節ですから、昼寝をしたり、早寝をして陰を補うようにすると良いとされます。

とはいえ一日で例えれば、まだ昼の12時を少しだけ過ぎたところ。活発に体を動かして、夏を満喫しましょう!

ペットの抗がん剤

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ペットの抗がん剤が米国で認可されたとの記事が先日の新聞に載っていました。ペット専用の抗がん剤の認可は過去に例がないとのことです。

今までは人間の抗がん剤を代用して使っていたのですが、犬猫専門の薬は安全性や副作用の頻度が十分に検討されているのでしょうから、使用する獣医さんはより安心して使用できることとなります。日本で認可されるのはまだだいぶ先だとは思いますが、今回のニュースはペットのがん治療における一つの節目となるように感じます。

記事にもありましたが、犬猫のがんは増え続けています。抗がん剤だけでは対処が難しいケースも多く、その場合には漢方薬が一つの方法となってくるでしょう。あらゆる手を使って、ワンちゃんネコちゃんの苦しみを取り除いていくことが大切に思います。

新型インフルエンザの感染状況を示す指標が、とうとう世界的大流行を示すフェーズ6まで引き上げられました。これから冬を迎える南米やオーストラリアで感染が広がっているということは、日本でも秋に再度問題となる可能性が高く、注意が必要に思います。

ちなみに、ワクチンが2500万人分用意される見通しとのことですが、日本人の5人に1人の割合になりますよね。
ワクチンが効果的である保証はないとは思いますが、企業や自治体が接種を呼びかけたり義務化する可能性があり、そうなると全く足りなくなります。日本人はこのよう時にパニックになりやすいので、政府はワクチンをどのように配分するか、早急に決めるべきに思います。

昨日(6月3日)、裾野市で新型インフルエンザが発生したというニュースが飛び込んできました。神奈川県在住の男性で、企業の研修中に感染が判明したとのことです。

静岡県内で感染した可能性は低いとのことでしたが、いよいよ身近に新型インフルエンザが迫ってきた感じがします。

ただ新型というと何か恐ろしいイメージがありますが、報道されている病原性から考えても心配し過ぎる必要はないと感じます。もちろん病原ウイルスですから、感染拡大を防ぐべく努力すべきですが、過度に対策を立てるのは非科学的であるようにも思います。冷静に対応していきましょう。

なお感染予防効果があるとされる漢方薬や、万一感染したときのために用いると良いとされている漢方薬もあります。準備だけはしておくとよいですね。

冠元顆粒の勉強会

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日曜日、冠元顆粒に関するシンポジウムに出席するため、東京の銀座まで行ってきました。冠元顆粒は発売から18年経ちますが、その効果を実証するための研究や作用機序を解明するための研究などが様々行われています。今回は福岡大学薬学部の藤原道弘教授により、「認知症」マウスを使った、冠元顆粒の予防効果に関する実験の発表が主な内容でした。

結論からいえば「認知症」の予防に冠元顆粒が有効である、ということなのですが、なぜそのような結果になるのかという理由(エビデンスと言います)が科学的見解から明確に示されておりました。

それにしても、実験結果などを見るとなんか心がウキウキします。なんだかんだいって私は実験好きなので、興味がわくのですよね。数字などによる"証明"が漢方にも必要な時代ですから、このような研究がどんどん進み、それをきっかけとして漢方を理解してくれる人がもっと多くなってくれると良いと思っています。